SGT Rd.03 RACE REPORT

2008年5月2~4日 富士スピードウェイ(静岡県)

5月4日、2008 AUTOBACS SUPER GT第3戦 「FUJI GT 500km RACE」 の決勝レースが富士スピードウェイ(静岡県)で行われました。GT500クラスはNo.38 ZENT CERUMO SC430(立川祐路/リチャード・ライアン組)が予選2位から逆転優勝。GT300クラスはNo.95ライトニング マックィーン apr MR-S(平手晃平/国本京佑組)が、ポールポジションからスタートし今シーズン初優勝を飾りました。  アークテックモータースポーツNo.110は、予選2番手からスタートし決勝11位フィニッシュ。No.111は、予選24番手からスタートし、14番手でゴールしました。
入場者数 予選31,100 人 : 決勝56,900 人 : 2 日間合計88,000 人
参戦台数・車種・メーカー数 43台/36エントラント :車両 12メーカー/19車種 : タイヤ 6 メーカー
放送 5月 3日23:00~予選(J sports ESPN)(初回)
5月 4日13:00~予選(J sports Plus)
5月 4日13:00~予選(モバHO!)
5月 4日13:30~LIVE 中継(J sports Plus、モバHO!)
5月11日22:30~ /5月14日19:00~(再放送)(BS 日テレ)
5月11日/5月18日/5月25日 17:30~18:00 『激走!GT』(テレビ東京系列6局)
パソコンテレビGyaO によるVOD 配信

5月に入りスーパーGTは早くも第3戦、舞台は富士スピードウェイ。シーズンを通して2番目に長い500キロのロングディスタンスレースとなります。ここまでの2戦の結果で性能調整が入り、ポルシェ勢はいつものようにストレートスピードで優位に立つことは難しいと思われます。また、燃費が厳しいため2ピットが必然となり、1ピット作戦を敢行するチームが優位な展開となることが予想されます。

5月2日(金)練習走行日(AM)

この日朝からの雨で路面はウエットコンディションとなりましたが、セッション開始直前から雨は止み、次第に路面はドライへ、9時のコースオープンとともに各車が一斉にコースインしていきます。GT300クラスは、ニューマシンIS350が2台揃って登場。 No.52は同じクムホタイヤユーザーとなります。110号車は合同テストで得たセッティングデータがあるため光貞選手は別メニューにトライします。111号車は岡山で課題となったアンダーステアを克服するべく基本セットから変更し黒澤選手がコースインしセッティングを詰めていきます。

開始から30分もすると路面はほぼドライとなり、110号車3番手、111号車14番手のポジション。111号車は精力的に周回をこなし、セッション終盤には小泉選手がコースインしクルマの感触を確認。弱アンダーで安定方向に決まってきている模様です。このセッションのベストタイムは、110号車1分44秒821で7番手、111号車1分46秒249で17番手となりました。GT300クラスは、No.4 EBBRO UEMATSU 320Rがトップタイム。2番手には前戦表彰台を獲得したNo.77クスコDUNLOPスバルインプレッサ。3番手にはプリヴェKENZOアセット・紫電が入っています。

5月2日(金)練習走行日(PM)

練習走行2回目のセッションは14時から完全なウエットコンディションの中でおこなわれました。各車レインタイヤを履いてコースイン。途中セーフティカーランの練習を挟みセッションが推移していきます。このセッションも途中までは積極的に周回を重ねていたものの、開始から1時間を過ぎたあたりから雨脚が強くなったためタイムは伸びません。途中111号車はトランスミッションからのオイル漏れがみつかりピットに収まります。変わって110号車は周回を重ねセッティングを詰めていきます。

終盤GT300の専有セッションとなってコースインした111号車小泉選手は最終コーナーでスピンを喫し左リアを破損、このセッションを終えることになりました。ライバルでは、AWDのクスコDUNLOPスバルインプレッサがトップタイムをマーク。2番手を大きく引き離し1分50秒013。2番手はNo.33 HANKOOK PORSCHE。3番手はミシュランタイヤを履くNo.46 MOLAレオパレス Zとなります。

練習走行総合結果

GT300
1 No.4 EBBRO UEMATSU 320R 1分43秒786
2 No.77 クスコDUNLOPスバルインプレッサ/td> 1分44秒073
3 No.2 プリヴェKENZOアセット・紫電 1分44秒767
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7 No.110 KUMHO BOXSTER-GT 1分44秒821
17 No.111 ARKTECH BOXSTER-GT 1分46秒249

5月3日(土)公式予選1回目

 ゴールデンウイーク中ということもあり、予選日からたくさんのファンが詰めかけたこの日の富士スピードウェイ。予選1回目まで1時間あまりという時点で雨が降りはじめ、路面はウエット状態です。開始直前に雨は止みますが、路面は濡れたままセッション開始。雨が降ったり止んだりの難しいコンディションです。110号車は池田選手、111号車は黒澤選手がコースイン。この路面状況でラップリーダーはやはりNo.77クスコDUNLOPスバルインプレッサ。

110号車は3ラップして光貞選手に交代、計測3ラップで1分54秒120をマークしピットイン。この頃から雨は止み急速に路面が乾いていくコンディションとなります。タイミングモニターは110号車が3番手、そして111号車も1分57秒577でトップテン内に名を連ねています。ここでGT300クラスの専有時間帯が終了。直後のGT500の専有時間帯となった頃から再び小雨が降り始めますが、この雨は早々に上がり始めます。そしてGT500クラスの専有時間帯が終わり混走セッションへ。

110号車は池田選手が浅溝のレインタイヤでコースイン、1周目に1分53秒492をマークし光貞選手に交代。111号車も浅溝レインタイヤで小泉選手がコースインしやはり1周目に1分56秒415をマーク、計測3ラップで黒澤選手に交代します。普段なら混走が始まってからの順位変動は少ないがこの日は異なり、乾き始めた路面にスリックタイヤで出て行くマシンなど各車何度もピットイン・アウトを繰り返し、目まぐるしいセッションとなります。この混走時間帯に最高のタイミングでスリックタイヤを装着し2番手タイムをマークしたのがNo.19ウェッズスポーツIS350。さらにNo.5プロμ マッハ号 320R、No.88 DGRQガイヤルドRG-3と続きます。

110号車光貞選手、111号車黒澤選手ともスリックタイヤでのアタックを模索しますが、ここからは再び雨脚が強まりタイミングを逃してしまいます。ここで予選1回目は終了。111号車は24番手までポジションを落とす結果となってしまいました。しかし110号車は最終的に8番手に入り見事スーパーラップ進出を果たします。

5月3日(土)公式予選2回目

15時10分からスタートした予選2回目。昼前から天候も好転しコースは完全にドライコンディションとなりました。110号車はスーパーラップのための最終調整を行いますが、5ラップ程周回したところで他車と接触してしまいピットイン、左フロントにダメージがあります。スーパーラップ開始まで約20分。

フロントバンパー、カナード、エアアウトレットに応急処置を施し、アライメントを調整し終えた頃にはスーパーラップが始まっていました。アタッカーは光貞選手、Newタイヤを履いてコースイン、入念にタイヤを温め渾身のアタックラップ!セクター1ではコンマ3秒前車をリード……。タイムは1分44秒789。

リーディングボードの一番上にゼッケン110! そして5番目にアタックしたNo.95ライトニングマックイーンapr MR-Sがトップに躍り出るが、続くNo.33 HANKOOK PORSCHE、No.5プロμ マッハ号 320R、No.19ウェッズスポーツIS350ともにMR-Sのタイムを上回れず。最終アタッカー、No.77クスコDUNLOPスバルインプレッサも最終コーナーでややアウトにはらんでしまい逆転ならず。これで110号車は過去最高位となる予選2番手をゲットし、明日の決勝はフロントローから挑むことになりました。

公式予選正式結果

GT300
1 No.95 ライトニングマックイーンapr MR-S 1分44秒189
☆スーパーラップ
2 No.110 KUMHO BOXSTER-GT 1分44秒789
☆スーパーラップ
3 No.43 ARTA Garaiya 1分44秒802
☆スーパーラップ
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24 No.111 ARKTECH BOXSTER-GT 1分56秒415